- 2012-01-11 Wed 00:06:15
- S氏
![]() | JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN (2011/12/16) 西尾 維新、荒木 飛呂彦 他 商品詳細を見る |
内容紹介
"VS JOJO"第2弾が幕を開ける! 描くのは"西尾維新"、そして主人公は"DIO"!!
内容(「BOOK」データベースより)
かつて空条承太郎の手によって焼き捨てられ、エンリコ・プッチ神父が切望したDIOのノート。世界の深淵で、DIOが探し求めた「天国」とは。小説家・西尾維新が、禁断の手記を再生する。“VS JOJO”第2弾。
余談
ジョジョは中学校の時知り合いの影響で読みました。その時の感動はスゴイものでその後3ヶ月間はどう会話にジョジョゼリフを織り込むかばかり考えていました。
その頃の熱は冷めているかもしれませんが、最も面白い漫画は?と聞かれたら、ジョジョと答えるぐらいにはジョジョのことが好きです。
ジョジョ関連書籍を買ったのは、これで3冊目です。(死刑執行中脱獄進行中、the book)
漫画はジョジョリオン1巻までは読んでいます。
ですが、著者の西尾維新はあまり好きではありません、それどころか著書を一度も読んだことがありません。
理由は値が高いことと会話劇が多いことです。
つまりこれはそんな人の感想です。
この本を買うべき人
ジョジョのこともDIO様のことも大好きでついでに西尾維新のことも好きな人
ジョジョ関連書籍は全部買っている人
以外は買っても金ドブです。
感想
基本的に面白くはありません。書いている西尾維新自身も面白いと思って書いてはいないのだろうと思います。
この本は「DIOの手記」という設定で書かれています。その性質上バトルはありませんし、会話もありませんなのでエンターテイメント性はありません。
これは手記という性質上仕方ないことだと思います。
なので必然的にこの本に求めるべきは
・DIOの人となり
・DIOが3部でどう考えどう動いていたのか?
・承太郎が燃やすほどの危険な内容とは?
・3部から6部の間の補完的役割
の三つなのではないかと思います。(俺はそれしか思いつかなかった、なんかあったら教えて下さい)
これらの問いに読者を驚かすような素敵でスマートな解を出すのが西尾維新の仕事だと俺は思う。
DIOの人となり
これは人それぞれの自分のDIO像によって違うので文句はありません。
が、父親のことを延々と屑屑といったりしちゃう小物臭たっぷりのDIO像を持っている人がいるのかは疑問ですが。
DIOが3部でどう考えどう動いていたのか?
基本仕切ってたのはエンヤ婆らしいです。
が、3部読んだことのある人は御存知の通り承太郎一行に送り込まれた刺客は全員惨敗なので
刺客送る→負ける→DIO「アイツらには無理だと思ってた」みたいな感じでちょっとギャグ入ってんのかなぁ実はとおもいました。
承太郎が燃やすほどの危険な内容とは?
全然危険じゃないです、多分承太郎はDIOのものだからただ単純に燃やしただけなんじゃないだろうか
それになぜDIOが天国に行く方法を知ったのかは言及されないしね、そのくせ「あいつ見たいな奴があっさり天国に行くんだよ」とか言われちゃうと何だろうって思う。
謎、イミフ
3部から6部の間の補完的役割
こうしてDIOとプッチは仲良くなったみたいなことがあっさり目に書いてありますが、じゃあ6部最初の時から承太郎はプッチのこと知ってたんだっていう……
こうして俺の目にはただのジョジョのファンアイテムでしかないように思われます。
とゆうかこの本の1~2ページには著者は内容に責任は持たないって書いてあるので
買いはすれど読むものではないのかなって気がしますガチで………………
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