あさりよしとお作 『ワッハマン』

やっと最終巻手に入れたんでうれしかったんです。


　あさりよしとお作　『ワッハマン』


　オリハルコン製の不死身の体を持つ、一万年前から蘇ったアトランティス文明の最終兵器・ワッハマン。
ある男を倒すために作られたハズの彼は、その目的を完全に忘れてしまっていて・・・!?　みたいな話。

初期の頃は超人的なパワーでピントのぼけた行動を繰り返すワッハマンと、彼を狙う黒幕の手先の美少女ロボや自衛隊のスパイのドタバタを描くギャグマンガだったのだが、巻を重ねるごとにシリアス度が上昇、最後は人がパンパカ死んで行くようになった。

テーマも実は「死ねない人間の苦悩とそれに何もしてやれない人々」みたいな。


それはそれとして、レミィはかわいい！！

シリアス抜きでも十分面白いマンガ。
　
ギャグセンスも高いしレミィは毎回コスプレしてくれるし絵柄は古いのに洗練された可愛さだし・・・。
ロボットとかのデザインも秀逸。機械的なパーツでごてごてしてないし（これは個人の趣味か）
かっこよさと不気味さを見事に両立させてる。（何かに似てると思ったらこの人使徒のデザインもやってた）

今はもう古本屋でも見つかりづらいかもしれないけど、見つけたら試しに読んで見てください。